2007年07月05日
ウィンブルドンあれこれ、パート4

一日一回クリックしてねん


7月2日のブログでも紹介した今大会、男子最年長プレーヤー36歳のウェーン・アーサーズだけど、35歳のヨナス・ビョークマンとの3回戦で敗退したあとに、正式に引退を表明しました。

2001年に自己最高位の44位をマークしたけど、現在のランキングは195位。



彼のサーブがどれくらいの武器かって言うのは、エースの数で分かるわ。



シングルス・タイトルは2005年のスコッツデールが唯一で、しかも33歳にして初優勝だったのよね。


彼は「スコッツデールでの初優勝が一番の思い出かな。どうしても欲しかったけど、なかなか手にできなかったシングルス・タイトルだからね。随分な時間がかかったよ。2003年のデビス・カップでの優勝も忘れられない思い出の1つさ。」って自分のテニス人生を振り返っていたわ。

地元オーストラリアのテニス界を長年背負って来た大ベテランの引退に拍手を送りましょう。

火曜日の女子シングルス4回戦で第3シードのイェレーナ・ヤンコビッチを逆転で下した第18シードのM・バルトリ。


「中断のたびに彼女のプレーは良くなっていった。中断が彼女にとって良い休養になっていたはずよ。彼女は1日に10時間くらい練習するテニス漬けの選手なの。彼女はテニス以外することがないのよ。自分は違うわ。1日に数時間練習したら残りは別のことに費やすの。もし中断がなく試合を続けられたら、おそらくストレートで勝っていたわ。フルセットになったとしても、ファイナル・セットでもっと自分のプレーができたはず!」
試合に“タラレバ”はないけど、中断が有利に働く選手と不利に働く選手がいるのは仕方ないわね。

そのバルトリが試合前にこんな発言をしていたの。


「2つの理由があるの。1つは、かなり体がフィットしているから。もう1つは、以前よりかなりハードヒットができるようになったから。」
だって。

