2006年07月12日
振り返ると・・・
先週まで2週間に渡って行われていたウィンブルドン、優勝者ばっかり取り上げられがちだけど、ちょっと他の試合も振り返ってみようかと思います。今日はまず女子の試合から・・・。
2年後に控えた北京オリンピックへの強化の表れか、最近の中国勢の活躍には目を見張るものがあるわね。今年のウィンブルドンでもそうだったわ。中国人として初のベスト8進出を果たしたN・リーは3回戦で第5シードのスベトラーナ・クズネツォワを下し、4回戦でも第10シードのニコラ・バイディソバを破る金星を上げたの。準々決勝ではキム・クレイステルスの前に屈しちゃったけど、これで彼女自身が作った中国人最高位ランキングの30位を更新して22位へと躍進。「テニス選手として今回の勝ち上がりは正に夢のようだったわ。ウィンブルドンと言う大舞台では、毎試合毎試合が緊張の連続。でも、どんなに緊張しても、ただ単に今していることだけに集中することが大事なの。今まではなかなかそれができなかったけど、やっとそれができるようになって、自分本来の力を出せた気がしたわ。」って、自信を覗かせてたわ。
同じく中国人の鄭潔や、S・ポンも3回戦へ進出をして、鄭潔は37位から34位と自己最高位を更新。ポンも46位から38位とトップ40に復帰してきたわ!
何と言っても中国勢の一番の快挙は、ヤン・ツーと鄭潔のダブルスでの初優勝でしょう。全豪オープンで初の中国人ペアーとして優勝を上げた二人は、芝でもその勢いは止まらず、なんと準々決勝では第7シードのフーバー&ナブラチロワ組を、準決勝ではかつてのウィンブルドン・チャンピオンで第2シードのブラック&スタブズ組を撃破しての決勝進出。その決勝戦では、今回はノーシードながら、ダブルスでは一時代を築いたルアノ=パスクアル&パオラ・スアレス組をフルセットで破って、全豪に続く2度目、ウィンブルドンでは初の栄冠を手にしたの。鄭潔は「とても嬉しいし、最初の中国人ウィンブルドン・チャンピオンになれて光栄だわ。今年はこれまで最高のシーズンになっているけど、これからも勝ち続けていきたい。」と、喜びを抱負を語ってたわ。これでダブルス・ランキングも鄭潔が6位から3位とトップ3入り。ヤン・ツーも7位から4位へとジャンプ・アップ。ちなみに準優勝ペアーのルアノ=パスクアルは8位から5位、スアレルはなんと93位から31位へと大躍進しました。このペアーもトップ・シードで全仏覇者のレイモンド・ストザーを破る勝ち上がりで復活を予感させるわね。
それから前年度覇者のヴィーナスを3回戦で破る大金星を上げたエレーナ・ヤンコビッチ。今年前半の彼女は去年の好調がうそのように、10試合連続負けを喫する絶不調だったの。試合後ヴィーナスは「この試合を忘れることは難しいかって?ご承知の通り、負けるのは大嫌い。特にここでは勝つことに慣れてなれていたからね。でも、健康な限りまた来年もここでプレーするし、今後も大会には出場するわ。」ってヴィーナスらしい強気なコメントしてたわ。ヤンコビッチはその嬉しさが隠せなかったみたい。「この試合に勝てて、本当に興奮しているわ。最高の力が出せたし、試合中に自分自身に辛抱強くプレーするんだって言い聞かせてたの。シーズンの序盤ではテニスをしているのがもう楽しくなくなったって思う時期があったの。でも、考えが変わったわ。あのスランプの期間で色んなことを学んだ。大きな勉強になったわ。選手としてはもちろん、人間としても大きく成長できたって実感してるの。」勝って学ぶこともあれば、負けて学ぶこともあったのね~。まだ21歳だし、若い時期に良い勉強だできたってわけね。
それから予選か見事ベスト8入りをはたしたセヴリーヌ・ブレモン。初のトップ10プレーヤーからの勝利となるパティ・シュニーダーを2回戦で倒して、杉山愛ちゃんを4回戦で下しての快挙で、ランキングを129位から約半分の65位へとジャンプ。2004年に記録して自己ベストの79位を一気に塗り替えたのね。アメリカ人で一人頑張ったのが、全仏でも活躍したシェネイ・ペリー。男女通して4回戦まで残った唯一の選手で、62位のランキングを51位へと自己ベストを更新して、ダベンポート、ヴィーナスに次ぐアメリカ人となったわ。もう1人、ジュニアからのチャレンジで初のウィンブルドン登場で、4回戦まで勝ち上がったアグニスズカ・ラドワンスカ。主催者推薦では5人目、ポーランド人としては初の快挙だったんだって。去年ウィンブルドン・ジュニアを制した彼女は、これからシニア・ツアーでも台風の目になりそうね~!!!
日本人では愛ちゃんが19位とトップ20復帰して、森上あっこちゃんも48位とトップ50に復帰してきました~。中村藍子ちゃんは71位とちょっと下げちゃったけど、浅越しのび~も93位とまた二桁になったし、もう一度ランキング上げてもらいたいわ~。
全仏に続いて、ウィンブルドンでも成績を残せなかったアメリカ勢。自体は深刻だけど、かつてのトップ10プレーヤーで、今はコーチをしているテルスチャー氏はこんな見解を見せてるの。「よーく考えてください。最近では、野球、バスケットボール、ホッケー、それにサッカーだって、アメリカは世界でほはとんど優勝できずにいる。どのスポーツでも勝てなくなってしまった。世界のスポーツ界を征服していたアメリカはもう死んでしまっているんです。」だって!!!そう言えば、テニスに限ったことじゃないわね。ワールド・ベースボール・クラシックでも日本が優勝をさらったし、サッカーのワールドカップでも予選で最下位だったしね。スポーツ王国自体に陰りが見え始めちゃったってことかしらね。地元のUSオープンを最後に引退するアガシには、何とか上位進出して有終の美を飾ってもらいたいわ!!!
2年後に控えた北京オリンピックへの強化の表れか、最近の中国勢の活躍には目を見張るものがあるわね。今年のウィンブルドンでもそうだったわ。中国人として初のベスト8進出を果たしたN・リーは3回戦で第5シードのスベトラーナ・クズネツォワを下し、4回戦でも第10シードのニコラ・バイディソバを破る金星を上げたの。準々決勝ではキム・クレイステルスの前に屈しちゃったけど、これで彼女自身が作った中国人最高位ランキングの30位を更新して22位へと躍進。「テニス選手として今回の勝ち上がりは正に夢のようだったわ。ウィンブルドンと言う大舞台では、毎試合毎試合が緊張の連続。でも、どんなに緊張しても、ただ単に今していることだけに集中することが大事なの。今まではなかなかそれができなかったけど、やっとそれができるようになって、自分本来の力を出せた気がしたわ。」って、自信を覗かせてたわ。
同じく中国人の鄭潔や、S・ポンも3回戦へ進出をして、鄭潔は37位から34位と自己最高位を更新。ポンも46位から38位とトップ40に復帰してきたわ!
何と言っても中国勢の一番の快挙は、ヤン・ツーと鄭潔のダブルスでの初優勝でしょう。全豪オープンで初の中国人ペアーとして優勝を上げた二人は、芝でもその勢いは止まらず、なんと準々決勝では第7シードのフーバー&ナブラチロワ組を、準決勝ではかつてのウィンブルドン・チャンピオンで第2シードのブラック&スタブズ組を撃破しての決勝進出。その決勝戦では、今回はノーシードながら、ダブルスでは一時代を築いたルアノ=パスクアル&パオラ・スアレス組をフルセットで破って、全豪に続く2度目、ウィンブルドンでは初の栄冠を手にしたの。鄭潔は「とても嬉しいし、最初の中国人ウィンブルドン・チャンピオンになれて光栄だわ。今年はこれまで最高のシーズンになっているけど、これからも勝ち続けていきたい。」と、喜びを抱負を語ってたわ。これでダブルス・ランキングも鄭潔が6位から3位とトップ3入り。ヤン・ツーも7位から4位へとジャンプ・アップ。ちなみに準優勝ペアーのルアノ=パスクアルは8位から5位、スアレルはなんと93位から31位へと大躍進しました。このペアーもトップ・シードで全仏覇者のレイモンド・ストザーを破る勝ち上がりで復活を予感させるわね。
それから前年度覇者のヴィーナスを3回戦で破る大金星を上げたエレーナ・ヤンコビッチ。今年前半の彼女は去年の好調がうそのように、10試合連続負けを喫する絶不調だったの。試合後ヴィーナスは「この試合を忘れることは難しいかって?ご承知の通り、負けるのは大嫌い。特にここでは勝つことに慣れてなれていたからね。でも、健康な限りまた来年もここでプレーするし、今後も大会には出場するわ。」ってヴィーナスらしい強気なコメントしてたわ。ヤンコビッチはその嬉しさが隠せなかったみたい。「この試合に勝てて、本当に興奮しているわ。最高の力が出せたし、試合中に自分自身に辛抱強くプレーするんだって言い聞かせてたの。シーズンの序盤ではテニスをしているのがもう楽しくなくなったって思う時期があったの。でも、考えが変わったわ。あのスランプの期間で色んなことを学んだ。大きな勉強になったわ。選手としてはもちろん、人間としても大きく成長できたって実感してるの。」勝って学ぶこともあれば、負けて学ぶこともあったのね~。まだ21歳だし、若い時期に良い勉強だできたってわけね。
それから予選か見事ベスト8入りをはたしたセヴリーヌ・ブレモン。初のトップ10プレーヤーからの勝利となるパティ・シュニーダーを2回戦で倒して、杉山愛ちゃんを4回戦で下しての快挙で、ランキングを129位から約半分の65位へとジャンプ。2004年に記録して自己ベストの79位を一気に塗り替えたのね。アメリカ人で一人頑張ったのが、全仏でも活躍したシェネイ・ペリー。男女通して4回戦まで残った唯一の選手で、62位のランキングを51位へと自己ベストを更新して、ダベンポート、ヴィーナスに次ぐアメリカ人となったわ。もう1人、ジュニアからのチャレンジで初のウィンブルドン登場で、4回戦まで勝ち上がったアグニスズカ・ラドワンスカ。主催者推薦では5人目、ポーランド人としては初の快挙だったんだって。去年ウィンブルドン・ジュニアを制した彼女は、これからシニア・ツアーでも台風の目になりそうね~!!!
日本人では愛ちゃんが19位とトップ20復帰して、森上あっこちゃんも48位とトップ50に復帰してきました~。中村藍子ちゃんは71位とちょっと下げちゃったけど、浅越しのび~も93位とまた二桁になったし、もう一度ランキング上げてもらいたいわ~。
全仏に続いて、ウィンブルドンでも成績を残せなかったアメリカ勢。自体は深刻だけど、かつてのトップ10プレーヤーで、今はコーチをしているテルスチャー氏はこんな見解を見せてるの。「よーく考えてください。最近では、野球、バスケットボール、ホッケー、それにサッカーだって、アメリカは世界でほはとんど優勝できずにいる。どのスポーツでも勝てなくなってしまった。世界のスポーツ界を征服していたアメリカはもう死んでしまっているんです。」だって!!!そう言えば、テニスに限ったことじゃないわね。ワールド・ベースボール・クラシックでも日本が優勝をさらったし、サッカーのワールドカップでも予選で最下位だったしね。スポーツ王国自体に陰りが見え始めちゃったってことかしらね。地元のUSオープンを最後に引退するアガシには、何とか上位進出して有終の美を飾ってもらいたいわ!!!
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さて、質問なのですが、中国選手の表記ってなにか決まりがあるのですか?ダブルス優勝の二人でも、「ヤン・ツーと鄭潔」。何か変?て感じるのが僕だけかな?漢字なら漢字、カタカナならカタカナという風に統一は出来ないのでしょうか?それとも日本の漢字で表示できない選手だけ、英文風の読み(S・ポンとかN・リー)を採用しているのですか?
いつも読んでくれてありがとね~!!!
中国人の名前は・・・難しい。tennis365では名前の統一が行われています。クレイステルスも日本ではクリスターズって言われたり、クライシュテルスって言われたりしてるでしょ。
そこで統一しましょうってことに。外国の選手は基本、母国で呼ばれている発音に近いもので表そうって感じなんだけど、中国人はちょっと違うみたいね。
日本では中国人の名前は漢字で表記することが多いけど、日本にない漢字があったり、難しい時もでてくるのよね。だから、基本はヤン・ツーとかN・リーとか発音の方でが多いと思うわ。鄭潔もそうすればいいと思うんだけど・・・。
Pinkyもちょっと迷うところです。。。ごめんね、はっきりした答えじゃなくって(涙)