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ピンキーズ・リマークス 毒舌ライター・ピンキーによるテニスニュース、コラム、その他諸々。

最速サーブ!

schultz-maccarthy先週(と言っても具体的には先々週になるのかしら?)、アメリカはシンシナティの大会の予選で、新記録が生まれたの。びっくりそれは、今年ヒンギスの影に隠れちゃってるけど、35歳にして復帰してきて、このPinky's Remarksでも何度か取り上げたブレンダ・シュルツ=マッカーシーがサーブの最速記録を出したの。ワハハこれまでの最速サーブはご存知の通りヴィーナス・ウィリアムズが1998年に記録した127マイル(204.343キロ)だったんだけど、予選の1回戦に登場したシュルツ=マッカーシーは130マイル(209.17キロ)を出したの。ピース「たくさんの人が35歳にしてどれくらい早いサーブが打てるんだって聞いてくるの。でも、この記録はすごいと思うわ。自分のことを、『かつて一番早いサーブを打った選手』とか『今でも2番目の記録を持っている選手』とか言われるのはあまり好きじゃなかったけど、こうして新記録が出せたのは、カムバックして一番やりたかったことの1つなの。」って彼女も感想を語ってたわ。スマイル残念ながら試合は負けちゃって本戦ではプレーできなかったけど、こうして記録が出せたのは本当に嬉しかったみたいよ。えっへん「早いサーブを打つことは最初あまり嬉しくなかったの。ビッグ・サーブを打つってそんなにカッコいいとも思わなかったし、それより安定感の方が大事だって思っていたから。でも、ヴィーナスに記録を破られた時は、正直ショックだったわ。カムバックしてまた前のようにサーブが打てるか分からなかったけど、サービス・フォームも改良したの。また腰を痛めないように足をもっと使うようにしたり、ロディックやフィリポーシスのサーブを研究して、トスを上げる練習を何度となくしたの。この復帰も、みんなは馬鹿げているって言っていたけど、そんななか、コーチだけは助けてくれて、本当に感謝してるわ。」ガハハ
1990年から1997年まで毎年最速サーブの記録を持ち続けた彼女は、この1年間のつもりでプレーを再開したんだけど、今では2007年もフルにプレーしようと決心したみたい。ナイス!ウィンブルドンの主催者推薦枠はもらえなかったけど、ウィンブルドンの前週のオルディナ・オープンでのベスト8とかウィンブルドン期間中のアメリカでの7万5千ドルのサーキットでのベスト8など、成績を残し始めているのが自信につながってるみたい。ぷんぷん「大会や試合を重ねるごとに自分のプレーが良くなっているのを実感するの。ウィンブルドンに推薦枠をお願いしたけど、断られたわ。でも、言ったの。気にしないで、また来年戻ってくるからって。来年は全仏やUSオープンでもプレーしたいしね。ランキングも徐々に上がってきているけど、それにはもっと上げる必要があるわ!」って意欲満々ね。うるせーそれからこんな見解も見せてるの。もし彼女の記録を破る選手がいるとしたら誰かって質問には「アリシア・モリックのサービス・フォームが好きだわ。オルディナ・オープンで一緒だった時に、彼女と練習をして思ったの。とっても良いサーブだって。ヴィーナスもすごいサーブを打つし、シャラポワも技術のあるサーブを打つ。でも、モリックの方が早さでは勝っているわ。彼女なら記録を破られても仕方ないって思えるわ。」お互い復活を掛けてる選手だけど、確かにモリックのサーブは男性的でパワーもありそうだものね。パンチ今日発表の最新ランキングで312位の彼女。引退を迫られた腰の怪我が再発しなければ、きっと来年もツアーを回っているはずね。今週もアメリカの5万ドルのサーキットに予選から挑戦してるんだけど、ランキングを上げて来年はグランドスラムに登場できるか、ちょっと見ものかもしれないわ!!!ハート

dementievaこのサービスも確かに武器にはなるけど、サーブでゲームは取れても試合は取れないのが現実よね。まいったぁ彼女も最速サーブを打ったけど予選の1回戦で負けちゃったし、これまでもサンプラスやフェデラーだって、ツアーでの最速サーブを記録することはなかったけど、ランキングでは1位に君臨してるじゃない。にっこり速さはないけど、プレースメント(コース)やその後の組み立てで勝利を物にしてるからね。サーブが弱点だって言われているデメンティエワも、「サーブはかなり練習しているわ。でも、良いサーブを打つことが必ずしも一番大切だとは思わない。色んな要素が混ざり合って良い選手が生まれるはずでしょ。」って語ってたけど、かつての男子テニス界の名サーバーのクライチェックに指導を仰いで、かなりサーブが向上したのも事実。やっちゃったぁ杉山愛ちゃんがトップ10入りした時も数段サーブが良くなってたしね(プラス、フォアハンドの改善がランキングを上げたんだとPinkyは感じたけど)。ま、明らかな弱点になってしまったら、その他が良くても限界があるのは事実だから、改善する必要はあるわよね。失礼しましたでも、やっぱりサーブの速度とかはラケットの進化も大きな要になってるはず。そうなると、この記録はいったいどこまで伸びるのかしら?来年もツアーを回る決心をしたシュルツ=マッカーシーがまたしても新記録を更新してくれるのかしらね???怖~い
選手情報 | 投稿者 ピンキー 17:05 | コメント(2)| トラックバック(0)
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コメント
シュルツの復活には?がありましたが…。これで復帰した意義があったってもんですね。元々綺麗なフォームで長身を生かして打ってたし、ラケットの進化も考えれば不思議じゃないかも。ヴィーナスみたくパワーだけってのはちょっと…。最速サーブは重要じゃないけど、武器にならないとまずいですよね。デメンティエワはそこんとこもうちょっと自覚して練習してくれたら、きっとグランドスラムでも優勝出来ると思うのに。。。
投稿者 弾丸野郎 2006/07/24 21:49
>弾丸野郎さん
これでシュルツ=マッカーシーもテニス史に名を残せるから、復活した意味があったわね。
やっぱり今は、スポーツ医学も進んで、体のメンテナンスも適確にできるし、サプリメントなんかも充実してるし、何より道具の進化もあるから、年令を重ねてもそこそこやって行けるんじゃないかしら!
こうなったら、来年はウィンブルドンの本戦入りして、最速記録を出してもらいたいわ。
デメンちゃんも大分サーブは改善されたけど、やっぱり見る側としては、トップ10プレーヤーには、しょぼいサーブは打って欲しくはないわよね。
多少の自覚も出てきたようだし、ビッグ・タイトル獲得も夢じゃないかな???
投稿者 Pinky 2006/07/25 14:11
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ピンキー・プロフィール
子供の頃は器械体操に明け暮れ、将来はオリンピック!なる夢を抱いていたが、怪我に泣かされ断念!社会人になって始めたテニスにハマる。プロ選手や大会の情報収集にも熱中し、熱くなると止まらないPinkyなのです。
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